静かな所で和食を食べたい気分だったので、徳山で名が通っている“鐘楼亭”に行った。
場所は 岐山通・徳山高校の対面に位置する、豪華3階建ての料亭である。

この店は、気軽に利用出来る1階ホール・カウンター席、ゆっくり食事が出来る2階個室、3階宴会場とある。
平日昼だったので 二人で3階席を利用した。こちらは畳敷きの椅子席となっている。

和食処と銘打つだけに 料理も魚中心で刺身や煮物、天麩羅など一通り揃い、 
会席料理から定食まで、メニューも豊富である。
地元粭島産のふぐ料理が 店の看板だと感じたが、
ふぐの本場は下関であっても、ふぐ延縄漁発祥の地はこちら徳山の粭島とのこと。
職人が 旬の食材を丹精こめて調理しるといった感じの銘店だろう。

syouroutei

水曜日に行ったので 日替わりランチは“にぎり寿司定食”
「今日は 一番内容が良いじゃん...!」という事で 二人で同じものを注文した。
(昼の定食は平日限定で  月/造り定食、火/えびフライ定食、水/にぎり寿司定食、
 木/天ぷら定食、金/とんかつ定食 となっている)
寿司の他には お吸い物、うどん、茶碗蒸し、デザートが付く、
さらにMottekeクーポン持参で コーヒー(ソフトドリンク)も付いて1,000円は嬉しい。

落ち着いた和空間の中、味も良く内容は充実しており 食べ応えある寿司定食といえる。
今度は月曜日のお造り定食を試してみたいナ。

今年10月には 鐘楼亭内に 和カフェ「茶房花風e」が併設され
和菓子と抹茶で過ごす事も出来るようなので スイーツ好きには良いかもしれない。

鐘楼亭の鐘楼という名は、周南市の地名にも存在するが
慶安3年(1650)初代藩主 毛利就隆が ここの地名を徳山と定めて城下町を作り
ここに鐘楼堂を設置して城下に時を告げていたとのこと。
鐘楼亭は その鐘楼堂の跡地に位置しているのである。
徳山の中心部に位置しながら 駐車場もきちんとあり
余裕を持って駐車することが出来るのも美点であろう。