中国地方で最大の乗降客数を有するJR広島駅。
その北口である新幹線口は長らくの間、政令市玄関口駅としては
繁華な活気に乏しい印象を抱いていたものだ。

1987年のホテルグランヴィア広島(当時は広島ターミナルホテル)の誕生を皮切りに、
諸々のホテルが進出して街並みが変わったのは記憶に新しい。

今回のランチは、広島駅新幹線口
ホテルグランヴィア広島の2階にある カフェ&ブッフェ「ディッシュパレード」に行ってみた。
JR広島駅を降りてペデストリアンデッキを歩いてすぐという立地は、
雨に濡れずに済み 広島でも一番便利かもしれない。

土日祝日は11:30~13:00 13:15~15:00で、
料金は平日2,000円、土日祝日が2,300円である。
私は月曜日の11:30に入ったが 特に予約せずとも入れた。

余計な虚飾を排したインテリアと、控えめな色調の空間は落ち着いて食事が出来る。
スペース的にも端の方に居たとしても
料理を取りに行くのにかなり歩くという事はないと感じた。
一流ホテルだけに壁に無粋な貼り紙など一切ない点も好ましい。
116席あり明るく開放的だ。

dishparade

ホテルのブッフェらしく、素材や調理法にこだわりの感じられる料理が色々と並んでいる。
温暖で海の幸山の幸に恵まれた広島の面目躍如といった所であろう。

バイキングでは、どうしても元を取ろうと欲張るので(苦笑)、
次々に美味いものに出会う度に 食べ過ぎを後悔する事請け合いだ。

料理の素材自体はありふれた物も多いのだが、
素材の持つ美点をよく知り尽くしていて、アレンジで味を昇華させている印象を受けた。
また、あっさりしたものと濃厚なもの バランスの良い種類数と言える。

惜しむらくは、バイキング=自身で給仕なので、
コース料理に較べると、料理の視覚的な美観バランス(色彩、構図)に欠ける事だろうか。
まぁ フライ、揚げ物、パン、パスタなどが占拠すれば茶色主体になるので.....(苦笑)。
インスタ映えという事を考えると バイキングはボリュームで語らせるしかないようだ。

最高の料理を味わっているとすぐ1時間、そろそろお腹が飽和状態となってきた。
このお店は特に時間制限は明記されていなかったので、
摂食ペースを落として お喋りしながらゆっくり味わうのも得策だ。

ホテルグランヴィア広島(当時は広島ターミナルホテル)といえば、
40代後半の皆さんには懐かしいと思うが 1980年代末期(バブル景気の頃)、
ディスコ KING &Queenが入っていた事もあった。
リーガロイヤルが出来るまでは広島の最高層ビルで
当時から"広島の顔" でもあったグレードの高いホテルである。

近年 周囲は、ライバルホテルも軒を並べ
広島テレビも新社屋を構えるなど 一帯の拠点性は高まりつつある。
駅に接し 広島のホテルブッフェの第一印象を決定づける所だけに、
まだまだ頑張ってもらいたいものだと感じた。